結婚式を教会で挙げるには

 結婚式を何処で挙げるかと言う事になりますが、ここで女の子が教会ではなく、判事の前で式を挙げようなんて言い出したら危ないです、日本での事を考えてください、結婚するときに、結婚届を役所に提出するだけで良いですなんて言う女の子がいますか?普通だったらドコドコで結婚式を開いて、ドコドコで披露宴をやりたいって夢があるはずです、ただでさえパーティー好きの人達が、理由が無い限りこそこそと(証人が2人程度いれば出来るので全部で5人で結婚できる)判事の前で結婚をしたいなんて、オカシイって思わなければいけません。

 女の子がバプタイス(洗礼)を受けた場所で結婚式を挙げる場合もありますし、神父さんに紹介状を書いていただく場合もありますが、教会で結婚式を挙げるには、貴方がカトリックになるため、洗礼を受けなければなりません。

 ある程度のお金で、順番を早めて頂けますが、女の子が書類を全てそろえて置いてから、二人の式を挙げる為の書類が揃うまでに1週間はかかると思ってください。そして無理無理押しても、結婚許可証を取って結婚式まで、滞在期間は2週間程度かかるはずです。

 最後に結婚をする前に、もう一度本当に結婚するのか?よーく考えてください、もし貴方に浮気癖やクラブ通いの癖があるのでしたら、そのような癖は結婚した途端と言うか同姓した途端に終わりになります、携帯電話には毎日、専用電話では無いか?と思うほど奥さんから電話が掛かってきます、また現在の経済状態を無視したようなリクエストがバンバン飛び出します。

 当家では、結婚前に相手の両親に、日本からお金は送れませんって断ってありますが、兄弟からの無心や事故や病気による出費がこちらにも廻ってきます、本当に良くお亡くなりになりまして、日本の10倍くらい死亡率が高いんじゃないか?って思ってしまうほど、冗談みたいに人が死にますので、それに伴う出費も考えておいたほうがよいです。

 本当に有ったお話、先年帰った時に、移動手段としてオートバイを買いました、当然私は現地で免許を持っていますし、私のオートバイ歴も長いし、フィリピンでの車の運転歴も長いので、購入しました。98年7月にオートバイを義理の父に預けて帰ってきましたが,99年1月、事故を起してお亡くなりになってしまいました、普通の保険は入っていたはずなのに、一銭も払い戻しが無いそうです。
 事故はジプニーとの正面衝突で、オートバイ側は3人乗(これは普通)りでした。オートバイ側の、2人死亡1人重傷だったそうです。ジプニードライバーは幾ら警察に払ったのかしりませんが、普通に暮らして営業しているそうです。
 保険証を良く見なかったので、自損事故の場合は保証が出ないような保険なのか?ともかく事故の調書事態がでっち上げで100対0の過失、よく死亡、または重傷の同乗者の家族が許してくれた、その点に付いてはは感謝します、オートバイの名義は、亡くなった義理の父名義にしてあったので良かった、下手に日本人名義だったら、ジプニーの修理代まで請求されかねません。
 また、私のフィリピンの知人もここ15年間に4人ほど、若い人が病気や事故でお亡くなりになっています。フィリピンのテレビでは子供が熱を出すと次の日死んでいるっていうシーンがありますが、くお墓へ行くと子供の墓が沢山ありますので事実を実感します。

 それから、割礼してくれ!なんて言われるかもしれません、あちらの方は8歳頃までに、はさみでチョッキンされます。大人に成ってからやっても痛いだけで効き目は?無いと思うのだが・・・・

結婚式と披露宴

 結婚式場(って言っても教会です)選びも大切ですが、スポンサー選びも重要です、スポンサーと言うとお金を出してくれそうですが、日本で言うところの仲人です。結婚証明書に証人のサインをしてもらいます。
 また、披露宴会場を決めて、印刷屋に行って招待状を刷っていただくのと、写真屋へ行って撮影の申し込みをします。そして、刷りあがった招待状を友達へ配ります。ここで日本から両親や友人を呼ぶ場合は、結構大変です、両親や友達に変な所を見せたくなかったら、レンタカー(フィリピンのレンタカーはドライバー付きです)を手配して空港に迎えに行き、一流ホテルに放り込んでしまいましょう、まかり間違っても外に出てこないように、フィリピンプラザぐらいデカイホテルが良いです。
 地方で結婚する場合は、マニラまで迎えに行き、飛行機またはレンタカーでの移動となります、エアコンバスでの移動は私は好きですが、外とバスの中の温度差が激しく、素人の方の体調を壊しかねないので、レンタカーがよろしいと思います。
 地方だと30万円ぐらいで、かなり立派な結婚式および披露宴が開けますが、マニラですと招待客をマニラに泊めなければならないのか?って言う問題で大きく変わってくると思います。宿泊無しと考えて50万円でどうでしょうか?ここでもフィリピン3倍の法則っていうのがありまして、見積もりでは20万円程度で上がる予定で実際に終わって見ると60万円かかっているハズ?です。
 ところで、ハネムーンに行きたいなんて言う奥さんが居るかもしれません、当方は行きませんでしたが、セブ辺りに連れていって誤魔化しておきましょう、地方の方の場合はマニラへ連れていって誤魔化してもかまいません、悪知恵を居れこまれて、香港(フィリピン人がVISAなしで旅行が出来る)へ行きたいなんて言う方もいるかもしれません、予算がある方はどうぞ、但し最初から締めてかかった方が良いと思います。
 また台北経由の日本行きって言うチケットがありますので、そのようなチケットを利用しては如何でしょうか?

 結婚式には誰でも参列できます、披露宴ではプレゼントを頂けます。お返しに記念品として、何に使えるか判らないようなお猪口?やメイドを呼ぶための鈴?等を配る場合もあります。

結婚書類代行ブローカーに注意
 現地に結婚代行等の業者が色々とありますが、あまり芳しい噂を聞きません、在フィリピン日本大使館内で順番待ちをしていると色々とブローカーの話が出てきますが、20万円払ってそのまま持ち逃げされたとか、全く書類を作ってくれない等の苦情でぼやいている方が必ずおられます。

 書類を日本語約しなけらばならないのですが、書類1枚当り200〜300ペソが限度だと思います。訳者名を書かなければなりませんが、今まで私の名前と私の経験?で訳してきましたが、今のところ撥ね付けられた書類はありません。

 本人が役所へ足を運べば殆ど解決すると言うか本人が行かないと話が進まない、書類ばかりですので、特に結婚する為の書類を揃える為だけに代行業者を雇うのはナンセンスです、仮に雇ったとしても、通訳とガイドと翻訳をしてもらえる、と考えて1日交通費込みで2000ペソ、10日も働けば書類は揃うので、20,000ペソ程度が支払い限度ではないでしょうか?
 わしはフィリピンを知るためにも貴方達で書類を揃えることをお勧めします。

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