●観光案内 果物図鑑 1

 南国の果物を満喫して見ませんか? 果物の画像をクリックすると拡大されます。
断りが無い限り、価格は2001年1月現在の価格です。P1.00=¥2.50
 これから紹介する果物は、全てミンダナオ島ザンボアンガで取れた果物です。

 簡単にザンボアンガの気候をご紹介します。ザンボアンガは北緯6度(ダバオは7度)、「熱帯湿潤気候・短い乾季あり」(エンカルタ地球儀より)に分類される地域です。
 一年中海水浴が出来ます。雨季と乾季はそれほどはっきりせず生活に影響を与えるような事はありません。
 ただし果物に旬があるので、あるていど年間を通して変化があります。
 ちょっとした山を散策するとサボテンが自生していたりしてびっくりする事があります。

Avocado アボカド P15〜25
 日本でもおなじみのアボガドです。
 西友などのスーパーで、1個100円で特売されているときもあります。フィリピンでのメジャーな食べ方は、アボガドシェークか、果肉を練乳と練って食べたりします。

Chiko チコ P5〜10
 土っぽい柿と言うかイモと言うかそんな味、果肉は柿色、それほど食べたい果物ではありませんが、まぁ珍しいので・・・・

 今回の購入価格は上の写真が1個P5で、下の写真はP7でしした。

 ここ数年、見た目の綺麗さっていうにある程度こだわりをもちつつあるようで、見た目が綺麗な商品は高値で取引されています。
 生活レベルがあがり、商品の見た目や美しさに気を配るようになってきたのでしょうか?

  ココナッツ P5〜15
 色々な食べ方があります。

 割って中の果汁を飲む、朝晩は果汁を飲んではいけないそうで、昼のあったかい時期に飲むのが良いそうです。若いココナッツと年老いた?ココナッツでは中身が違いまして、若いのは水分が多く、年とともに果肉?が増えて水分が無くなってきます。品質管理された、ジュースではないので、色々な味を楽しんでください。のどが渇いたときに飲むココナッツの果汁はかなり美味しいです。

 また、割って果肉と果汁を、ボールに取り出し練乳等を混ぜでおやつを作ったり、さらにビスケットやクラッカーなんか入れて子供用のおやつを作る事もあります。

 中の果汁が無くなるまで年老いたココナッツを割って、ココナッツの乾燥した果肉を削って、料理に使う場合もあります。

 右下の写真はココナッツそのものではありませんが、ココナッツの実が生る前の花弁?に傷を付けてその傷から湧き出る樹液を、ボトルに貯めるとTubaチュバというココナッツワインになります。これも発酵が進む過程で味が変わってきます。発酵が進み、だんだん甘くなって最後には酢になってしまいます。

Durian ドリアン P30〜120
 果物の大様と言われるドリアンです。イガイガがとっても硬く、投げて当たったら怪我しますハイ。

 中を開けると大きな種の周りに、かなりマッタリとしたクリーミーな果肉が出てきます。味は独特でなんと言えばよいのだろうか?いい様がないので是非食べてみてください。臭い臭いと言われますが、大して臭くはありません。と言うか本当に臭いものはフィリピンには沢山あるので、ドリアンぐらいで騒いでいられないって感じでしょうか?

 1月中旬の価格はとっても安く1個P30でした。やっぱりザンボアンガは産地なので安いです。味も当たり外れはありますが、タイ・香港・中国などでも食べた物と比べても、ザンボアンガのドリアンが一番おいしいです。

 数を食べると食べ飽きる果物なので、やはり女王と呼ばれるマンゴスチンが私は一番好きです。

Guava グワバ P5〜10
 庭に成っていると言うか、マーケットやお店では手に入らず、露天?で売られていたりします。
 食べ方は、綺麗に洗って適当に切って、皮ごと塩をつけて食べます、果物と言うよりは野菜に近いです。でも食べ慣れるとおやつに食べたくなる果物であります。野菜をあまり食べないフィリピンの方にもってこいの植物繊維でしょう。
小さいときはBayabas バヤバスと呼びます。
  グヤバノ P10〜30
 これもあまり売られていません。味はすっぱいヨーグルト味です。
 皮はみかんみたいな薄い皮で、中に白い果肉と黒い種が入っています。

 さっぱりしていて、結構いけます。

Nangka ジャックフルーツ P30〜500
 世界一大きなフルーツで現地名はナンカ、切り売りされています。1個だとP500程度で売っていただけるのでしょうか?右側に見えるココナッツの実(皮を剥いた物)と比較していただけると大きさが解るでしょうか?

 味は、キュウリのおしんこが甘いような?歯ごたえと味で、フルーツぽく無いのです。旨いと言うより腹が膨れると言うような、砂糖水で煮た缶詰の果物のような果物です。

 切り売りにされた実は、はじめはどこから食べてよいのか解らないような、果物です。煮込んでジュースやアイスキャンディを作るときもあります。ジャックフルーツの木は実が大きいぶんだけ、木もとても大きいです。

 歯ごたえが良くて癖が無く、食物繊維補給に結構食べられます。

 最後の写真は切り売りにするために、カットしてセロフィンに包むところです。

  カラマンシー P5〜15
1袋の価格です。粒の揃ったものでP8〜10程度でしょうか?
マーケットでは、値段がまちまちです。

 日本で言う所の「酢橘」によくたとえられます。ポン酢の代わりや、絞ってジュースにしてのみます。
 ジュースはとても美味しいです。

  レモン P15〜20
 フィリピンのレモンです。味はレモンよりすっぱい?です。

 

  ランプータン  
 味は、ライチに似ているような・・・・

 ライチとどっちが美味しいか?については、同じようなもんです。

 アリンコがいっぱい付いていて、赤紫色に熟れているやつのほうが、甘くて美味しいです。

 

Marang マラン P20〜50
 やわらかいイガイガで包まれた果物です。これはすっぱくないヨーグルト味とあらわしたらよいのでしょうか、1円玉程度の大きさの水滴型の白い実が沢山つまっています。手で簡単に割って種の周りに付いた実をフォークですくって実を食べ、種を捨てます。

 簡単に食べられておいしいです。写真のマランは1個P20

 Mangga マンゴ P6〜30
 マンゴにも種類が多くとりあえず、3種類ご用意いたしました。上の写真が、Mangga Waniマンガワニ(P50/1Kg)です。

 次が一般的にいわれるところのマンゴです。綺麗に収穫されたマンゴで、値段も張ります。

 上から3番目の写真がMangga Appleマンガアップルの右にあまり手入れがされてなかったマンゴが売られています。綺麗に収穫されたマンゴに比べ半分ぐらいの価値しかありません。

 そして最後がカーラバウマンゴの若い物だと思います。ここらへんはもう少し調べてみますが。多分OKだと思います。

 味は、ワニやインディアンはちょっと癖がある味でこの癖が通になると結構たまらなかったりするのです。

 おいしいマンゴはマンゴプリンなんかにせずにこのまま食べるのがgoodです。ちなみにフィリピンでも、マンゴプリンの缶詰なんかが手に入ります。

 上と中の写真、マンゴのおいしい所で、P20〜30します。もう少し小ぶりで傷があるようなマンゴは値段が落ちます。傷が少ない物は、収穫前に実を新聞紙等で包んで糖度を上げたり・傷が付かない様に気をつかいます。

 下の写真のマンゴは若いマンゴ Mangga Maasin(塩で食べるマンゴって意味?)で、ギナモス(小魚の塩辛)やバゴーン(オキアミの塩辛)等を付けて食べます。

 緑色のマンゴはシェークにすると酸味と苦味がちょっと利いてとてもおいしいです。

Papaya パパイア P20〜80
 フィリピン国内で流通しているパパオアは長っぽいものと、日本のスーパーなどで見かける、丸い形があります。

 押してみて、フィニャっとしたのが食べ時です。特においしいものではありませんが、食後のデザートにはサッパリしていて、脂っこい食事に合います。

 中を開けたときにオレンジ色の果肉に黒い種がとても綺麗です。

若い身を細切りにして、マンゴの様に食べる場合や、甘酢漬けにしてサラダを作る場合もあります。

  パイナップル P10〜50
 なんと1月はパイナップルのシーズンではなくて、ドリアンと同じような値段でP35もしました。シーズン中ならP8程度から手に入るのに・・・

 さっぱりと甘く、パイナップルはやっぱりおいしい!上の写真はパイナップルが育っている所です。

 フィリピンへ行くまでは(つまり物心が付いてから15年近く)パイナップルは上から成る物と考えていました。初めてパイナップルが成っているのを見てびっくりしました。

 パイナップルはマーケット(パリンキ)で買うと、綺麗に剥いてくれます。

 包丁で荒く周りの皮を剥き斜めに包丁を入れて、りんごの皮むき、よろしくくるくるとパイナップルを回し、6回ほど繰り返すと綺麗に皮がむけます。

 大きなマーケットでは、手製のパイナップル剥き機が置いてある果物屋もあります。陶器等を作る轆轤に似たような機械で、パイナップルを刺して、くるくる回しながら皮を剥きます。

パイナップルの皮むきビデオを用意いたしました、のASF7MBあります。

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